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Anthropic、Claude Fable 5.1と制限付きMythos 5.1を発表

AnthropicはClaude Fable 5.1とClaude Mythos 5.1を発表し、コーディング、知識作業、科学研究での性能向上、価格、保護策を強調した。

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Anthropicは9月1日、Claude Fable 5.1とClaude Mythos 5.1を発表し、コーディング、知識作業、長時間のエージェント型タスク、科学研究に向けた大きなアップグレードとして位置づけた。二つのバージョンは同じ基盤モデルだが、異なる保護レベルで提供される。Fable 5.1は一般提供され、Mythos 5.1は信頼されたアクセスプログラムを通じてのみ利用できる。後者の保護策は、高度なサイバーセキュリティとライフサイエンス業務を前提に設計されている。

今回の発表は、性能、価格、安全策を組み合わせたものだ。Anthropicによると、Fable 5.1はキャッシュ読み取り価格の引き下げにより、トークン課金される典型的な作業でFable 5より推定25%安くなる。高度にエージェント化された作業では、節約幅が約45%に達することも多いという。この価格変更は、長時間動作するモデル利用に大きな意味を持つ。そうしたタスクでは、大規模なリポジトリ、文書、ツール出力を何度も読み込むため、キャッシュ費用が下がれば、フロンティアモデルを最後の確認だけでなく、調査から実装まで担う主役として使いやすくなる。

AnthropicはFable 5.1の性能向上も強調した。同社は、Terminal-Bench-Science、Terminal-Bench、Humanity’s Last Exam、OSWorld、AutomationBench、CursorBenchなどのベンチマークでFable 5を上回ったと説明している。Jane Street、Cognition、Millennium、MongoDB、Red Hat、Rakuten、Block、Ramp、Canva、Hebbia、Plaidなどの早期アクセス企業からのフィードバックも紹介された。例として挙げられたのは、まれなソフトウェアクラッシュの根本原因特定、数日にわたるプロトタイプ構築、複雑なコード変更のレビュー、新しい研究方向の発見などだ。Anthropicが示したいのは単なるスコアではなく、長い作業で推論、説明、実行を持続できることだ。

科学研究の部分も目立つ。同社によると、モデルはタンパク質結合分子の設計、計算分析、生物モデルの性能最適化などに関わった。ある例では、Claude Fable 5.1がNASAのMagellan探査機による30年以上前のレーダー画像と既存地図を基にニューラルネットワークを訓練し、金星の約3分の1について高解像度の標高地図を作成した。Anthropicは、新しい地図が細部を10〜20キロから2〜3キロへ改善し、高さの推定精度を最大25%高めたとしている。計算生物学では、Mythos 5.1がカスタムGPUカーネルと中間結果のキャッシュにより七つのオープンソース深層学習モデルを最大2.5倍高速化し、一部の全ゲノム解析で推定GPUコストを30〜60%削減したという。

こうした能力には、より厳しい制御も伴う。Anthropicは、Mythos 5.1が同社の公開済みモデルの中で最も強いサイバー能力を持つ一方、Frontier Compliance Framework上では低いリスクカテゴリにとどまると説明した。化学・生物リスク、プロンプトインジェクション耐性、アラインメント行動もテストされた。Mythos 5.1には研究生物学能力へのアクセスを制限する保護策が維持され、高度な生物学利用のアクセスプログラムは米政府と共同で開発されたという。Fable 5.1では、脆弱性発見のような防御的作業を許可しつつ、エクスプロイト生成やペネトレーションテストなど高リスクのデュアルユース作業をOpusモデルへリダイレクトする。

この発表は、AnthropicのEnterprise Frontier Safeguardsとも密接に結びついている。同社は、企業向けに強力な監視とゼロデータ保持に近いプライバシーを両立させる仕組みとしてEFSを展開する。対象顧客は、今秋にEFSが段階的に始まるまで、Fable 5.1とFable 5をゼロデータ保持で利用できる。全体として、フロンティアモデル企業は能力、コスト、ガバナンスを一体の製品判断として提示し始めている。Fable 5.1は高度なエージェント作業をより安価で実用的にし、Mythos 5.1は最も敏感な能力が広範公開ではなく制御されたアクセスで配布される方向を示している。