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Google Cloud Run instances、長時間稼働AIエージェント向け単一サーバーレス計算を提供

Google Cloudは、長時間稼働するAIエージェントや状態を持つワークロード向けの管理型単一ランタイムCloud Run instancesを発表した。

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Google Cloudは、個人向けAIエージェントのような長時間稼働で状態を持つワークロード向けに、Cloud Run instancesのプレビューを発表した。2026年8月27日の発表で同社は、この機能を二つの不完全な選択肢の間に置いた。リクエストが止まるとゼロにスケールするステートレスなサーバーレスサービスと、常時運用と管理が必要な専用仮想マシンである。

新製品が狙うのは、AIエージェントが生んだ実務的なインフラの隙間だ。従来のCloud Run servicesは、リクエスト駆動のWebアプリ、API、水平スケールするジョブに向いている。多くのエージェントは異なる。OpenClawやHermesのようなツールは、一人のユーザーのために継続稼働し、イベントを監視し、設定を保持し、メッセージを待ち、依頼されたときだけ短く処理を急増させる。

Cloud Run instancesは、Cloud Run上に専用の単一ランタイムを提供する。Googleによれば、各インスタンスは一つのコピーだけで動作し、自動スケーリングはない。最大7日間連続で実行でき、標準で自動再起動ポリシーが設定され、更新や再起動後も変わらないHTTPS URLを持つ。不要なときは停止し、必要になれば再開できるため、開発者は完全なVMを運用せずに永続的なエージェントの居場所を作れる。

価格例も重要だ。Googleは、1 vCPUと1 GiBメモリのCloud Run instanceを30日間連続稼働させた場合の費用を5.70ドルとしている。サービスは共有vCPUとバースト予算を使うため、常に重い計算をしているわけではないエージェントに合う。個人や小規模チームのエージェントは、入力、webhook、メッセージを待つ時間が大半で、短い間だけモデル呼び出しやツール実行に処理を使うことが多い。

Googleの例は、オープンソースの個人AIエージェントOpenClawを使う。多くのユーザーは最初、こうしたエージェントをノートPCで走らせる。しかしPCがスリープすれば止まり、外出時の可用性は不安定で、メッセージツール向けの固定エンドポイントにもなりにくい。Cloud Run instancesなら、エージェントをコンテナ化し、Cloud Storage経由で設定を接続し、安定したURLを公開できる。

初期利用者の例として、Googleは中小企業向けAI投資銀行OffDealを挙げた。同社は長時間稼働エージェントの主要基盤としてCloud Run instancesを使い、コールドスタートを88%削減したとされる。これはエージェント開発者にとって重要な指標だ。多段階のエージェントは一つの仕事で何十回も呼び出しを行うため、起動遅延はモデルが速くても体験を悪化させる。

Cloud Run instancesは、AIエージェントがクラウドのサーバーレス前提を変えていることを示す。従来はステートレスなリクエスト処理と弾力的なスケールが中心だった。エージェントには継続性、安定した識別子、バックグラウンド動作、ほぼアイドルな時間のコスト管理が必要になる。プレビューが成熟すれば、個人助手や社内ボット、小規模自律サービスの配備経路がより明確になる。